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【プロが解説】外壁塗装は乾燥時間が重要!守らないとリスクあり!
2024.09.05
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有限会社 沼田塗装店です。
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今回のブログでは、塗装における「乾燥」について解説いたします!
実は、塗る工程と並んで重要なのが乾燥させるという工程。いくら良い塗料で熟練職人が塗っても、しっかりと規定の乾燥時間を守らなければ、のちに膨れや剥がれ等の不具合が出てきます。塗膜が剥がれたり、膨れたりという事態を引き起こしてしまう原因は、塗膜表面ではなく塗膜内部の乾燥が不十分な状態で施工することにあるのです。
乾燥時間とは
塗料が乾くまでの時間のこと乾燥時間とは、下塗りを塗って上から2回目の塗装の中塗り、同様に中塗りを塗って上から3回目の塗装の上塗りというそれぞれの塗装の間の乾かす時間のことです。乾燥の目安としては、指の腹でこすって、塗膜に異常(しわ・めくれ等)が出ない状態。塗料というものは半製品です。塗られて、乾燥し、密着することでやっとひとつの商品として成り立ちます。つまり、塗料の性能が十分に発揮するには塗った後に十分に乾燥させて塗膜を形成する必要があるのです。
例えば、日頃よく使われる接着剤ですが、「接着剤=瞬間的に硬化」というものばかりではないですよね。完全に硬化して密着するまで10分、24時間、なかには2~3日も待たないといけないものもあります。その接着剤と同じように、塗料にも接着剤のような働きがあり、決められた乾燥時間を守らないとしっかりと外壁に付着しないのです。乾燥時間を守らないと塗料の性能を最大限発揮できない可能性が高い塗料は乾燥させないままに無理に塗ってしまうと不具合を起こします。塗装工事は湿式工法なので、各工程間(下塗り→中塗り→上塗り)でしっかりと乾燥をさせてから次工程に移らなければなりません。塗料ごとに乾燥時間が決まっていますので、メーカーのパンフレットに記載ある乾燥時間を守ってしっかり乾燥させる必要があります。塗料の乾燥には時間がかかります。中には乾燥時間を待ち時間と捉え、ほんのちょっと乾かしただけで次の工程に移る業者もいますが、この乾燥時間を守らないばかりに、不具合を引き起こすことに繋がるのです。家を長く守るために塗装をしたのに、乾燥時間を守らなかったために塗料の性能が発揮できず不具合を引き起こしてしまうと、元も子もありません。
例えば、日頃よく使われる接着剤ですが、「接着剤=瞬間的に硬化」というものばかりではないですよね。完全に硬化して密着するまで10分、24時間、なかには2~3日も待たないといけないものもあります。その接着剤と同じように、塗料にも接着剤のような働きがあり、決められた乾燥時間を守らないとしっかりと外壁に付着しないのです。乾燥時間を守らないと塗料の性能を最大限発揮できない可能性が高い塗料は乾燥させないままに無理に塗ってしまうと不具合を起こします。塗装工事は湿式工法なので、各工程間(下塗り→中塗り→上塗り)でしっかりと乾燥をさせてから次工程に移らなければなりません。塗料ごとに乾燥時間が決まっていますので、メーカーのパンフレットに記載ある乾燥時間を守ってしっかり乾燥させる必要があります。塗料の乾燥には時間がかかります。中には乾燥時間を待ち時間と捉え、ほんのちょっと乾かしただけで次の工程に移る業者もいますが、この乾燥時間を守らないばかりに、不具合を引き起こすことに繋がるのです。家を長く守るために塗装をしたのに、乾燥時間を守らなかったために塗料の性能が発揮できず不具合を引き起こしてしまうと、元も子もありません。
乾燥時間を守らないことでよく起こる不具合として「膨れ」や「剥がれ」があります。外壁塗装をする際、水性や溶剤系の塗料を使用します。多くの外壁塗装の現場では水性塗料が使用されますが、その水性塗料は半分以上が水分でできており、その水分を蒸発させて残った樹脂で塗膜を形成していきます。しかし、塗膜が乾燥する前に次工程に移ると、下塗り塗料に残っている水分が中塗り塗料に吸収されてしまい、塗膜の形成不良となります。この形成不良こそが、膨れや剥がれの原因となります。
<施工不良によって剥離を起こした塗膜>
2~3年後に剥がれが…
乾燥時間を守らない等による外壁塗装の剥がれは、塗装が終わってすぐよりも、2~3年経った後に起こるケースが多いです。塗装直後は多少の密着不良があっても剥がれずに何とか付着している状態を保てるためです。よって、塗装直後はその不具合に気づけないことがほとんど。せっかく塗ったのに剥がれが起こり、下地ごと補修しないといけないとなると余計に費用もかかってしまいます。そうならないためにも、メーカーの定める塗料ごとの乾燥時間を守った施工が重要になるのです。乾燥時間はメーカーのパンフレット等で確認できます。
次回は季節ごとの乾燥時間や冬に塗装するメリットや注意点などをお届けします◎
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